
PC(パソコン)
Windows、Mac、Linuxなど複数のOSで動作するパーソナルコンピュータ向けゲーム。ダウンロード販売とMODサポートが特徴です。
RANKING売れたソフト トップ10
数え方: PC(Windows・Mac・Linux)での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)
PUBG: BATTLEGROUNDS
Minecraft
Terraria
スターデューバレー
Garry's Mod
Euro Truck Simulator 2
Phasmophobia
ディアブロIII
めっちゃカメレオン
Rustパソコンゲームとは
パソコンゲーム(PCゲーム)とは、パーソナルコンピュータを使って遊ぶゲームです。Windows、macOS、Linuxといった様々なOSで動作し、プレイヤーが利用するコンピュータ環境により、ゲームの性能や見た目が大きく変わります。このように環境に応じた自由度の高さが、PCゲームの最大の特徴となっています。ゲーム機とは異なり、自分のペースでパーソナルコンピュータのハードウェアを交換・アップグレードできるため、常に最新の性能でゲームをプレイできるメリットがあります。
PCゲームの歴史は1970年代後半に遡ります。当時はマイコン好きの愛好家たちが、自作やオープンソースのゲームを制作・配布していました。その後1980年代のIBM PC登場により、Windowsベースのパソコンが急速に普及し、ゲーム市場も拡大しました。2000年代初頭には、ダウンロード販売というビジネスモデルが成立し、パッケージ版は急速に消滅していきました。現在、世界のゲーム市場全体の約20%をPCゲームが占めるまでになり、スマートフォンゲームに次ぐ大きな市場となっています。
PC市場を変えたダウンロード販売
2002年にValveという企業がSteamというプラットフォームを発表したことは、PCゲーム業界に革命をもたらしました。Steamは単なるゲーム販売サイトではなく、デジタルライツ管理、自動アップデート、ソーシャル機能などを備えた統合プラットフォームでした。Steamの登場により、ゲーム販売は物理的なパッケージから完全にデジタルへシフトし、従来は大手出版社を通じてしかゲームをリリースできなかった個人開発者たちも、直接ユーザーに販売できるようになったのです。また、Steamでは常時セール会が開催され、AAAタイトルでも50~75%割引で販売されることがあり、ゲーム全体の価格が大幅に低下しました。
このようなダウンロール販売の普及は、インディーゲーム(個人や小規模チームによるゲーム開発)の成長を促進しました。さらに、プラットフォームによる『アップル税』のような経費や、表現規制などの制約がないため、自由で多様なゲーム作品が生まれるようになりました。同時に、MOD(ユーザーによるゲーム改造)機能により、ユーザーがゲームを自由に拡張・改造できるようになり、『Skyrim』『GTA V』といったゲームはMODコミュニティに支えられています。一方で、セキュリティリスク、チート対策、ハードウェア環境の構築という課題も残り続けています。
地域別のPCゲーム文化
日本ではゲーム市場の中心がコンソール(ゲーム機)であり、PCゲームは限定的です。しかし東アジア地域、特に韓国と中国ではPCゲーム文化が根強く展開しています。韓国では1990年代から政府によるパソコン普及政策、Blizzardの『StarCraft』などのRTS大作の流行、そしてネットカフェ(PC房)の急速な普及が重なり、PCゲームが国民的な娯楽として確立されました。現代の韓国ゲーム市場全体の約3分の1がPCゲームで占められています。
中国ではコンソールゲームが法的規制の対象となったため、代わりにPCゲームが主流となっています。市場規模では全体の約3割がPCゲームであり、Blizzardの『Warcraft』シリーズが国民的ゲームになるほどの人気を博しています。一方で欧米では、スマートフォンゲームの台頭により一時的な後退を経験しましたが、全体市場の約20%のシェアを保持しています。特にスウェーデンは『Minecraft』『Valheim』などの大作を輩出し、世界的なPCゲーム開発国として認識されるようになりました。
PCゲームの長所と短所
PCゲームの長所は、まず販売方法の自由度です。Steamなど複数のプラットフォームが存在し、ゲーム制作者は販売ルートを自由に選択できます。そのため価格競争が生じ、ゲーム全体の価格が安くなります。また新作だけでなく旧作も流通し続け、古いゲームでも新規プレイヤーが購入できる環境があります。さらに、MOD対応のゲームでは、ユーザーがコンテンツを拡張できるため、ゲームの寿命が大幅に延びます。そして何より、入力機器(キーボード、マウス、ゲームパッド)が豊富で、VRゴーグルなどの周辺機器にも対応しているゲームが多数あります。
一方の短所としては、セキュリティリスクが高いことが挙げられます。パソコンはゲーム専用ではないため、マルウェアやチートツールが入り込みやすい環境です。また、ゲーム毎に動作環境が異なり、ドライバのバージョン管理やOSのアップデートなど、技術的な知識が必要な場合があります。そのため動作不良の原因特定が困難で、ユーザー自身が問題解決に当たる必要があります。さらに、ハードウェアアップグレードのコストがコンソール機より高く、ゲーム機と同等の性能を得るのに多大な投資が必要となる場合があります。
くわしい仕様
| プラットフォーム | Windows / macOS / Linux |
|---|---|
| 販売形態 | ダウンロード販売(Steam等) |
| 配信開始 | 2002年(Steamの発表) |
| 特徴 | MOD対応、低価格、豊富なインディーゲーム |
出典
- Wikipedia 日本語版・英語版のPC(パソコン)に関する記事