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GBA

ゲームボーイアドバンス

携帯ゲーム機として大幅な性能向上を実現。32ビットCPUの採用で、スーパーファミコン級のグラフィックスを実現した。

メーカー任天堂
発売日2001年3月21日
発売時の価格9,800円(税別)
販売台数8,151万台(全世界累計)
写真: Evan-Amos(Public domain)

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数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)

どんな機械?

ゲームボーイカラーの後継機として2001年3月に日本で発売。画面は前機種の2倍以上に拡大され、32ビットCPUの搭載により大幅な性能向上を実現した。疑似3Dや半透明処理など、スーパーファミコンに匹敵する高度な表現が可能になり、携帯ゲーム機の限界を大きく超えた。本体サイズは縦14.8cm、横8.1cmとポケットサイズを保ちながら、2.9インチの液晶は当時としては先進的だった。

前機種との互換性を備え、ゲームボーイやゲームボーイカラーのソフトも遊べた。新たにL/Rボタンが追加され、最大4人までの通信プレイに対応。2003年にはフロントライト搭載の上位モデル「ゲームボーイアドバンスSP」が発売され、さらに使いやすくなった。その後も後継モデルが登場し、ニンテンドーDSでもGBAソフトのプレイが可能だった。

生まれたわけ

ゲームボーイシリーズが世界市場を支配する一方、テレビゲーム産業全体は3D化へ急速に向かっていた。任天堂は携帯ゲーム機にも同じ波が訪れると判断し、次世代機の開発を進めた。開発当初、グラフィックスはポリゴン3Dを想定していたが、プロトタイプの製造コスト、バッテリー消費量、小売価格とのバランスを検討した結果、2Dを基本とした高性能機への方針転換を決断した。

この決断により、日本に多い2Dゲーム開発者たちの参入が容易になった。スーパーファミコンの開発経験者がそのまま活躍でき、新たなハードウェアへの適応が短期間で実現した。結果として、発売初期から高品質なゲームが次々とリリースされ、ユーザーの信頼を勝ち取ることができた。

ヒットした理由

スーパーファミコン級のグラフィックスを携帯機で初めて実現したことが最大の魅力だった。ドット絵の表現力が格段に向上し、シリーズの最後の砦として極めて高い完成度のゲームが多数発売された。ゲームボーイの伝統を守りながらも、シリーズ最高の性能を備えていることが、世界中のユーザーの強い支持を得た。ポケットモンスター、スーパーマリオ、ゼルダなど、看板タイトルが次々と発売され、初週61万台の販売実績を記録した。その後も世界市場で爆発的な売上を続け、ゲームボーイアドバンスは携帯ゲーム機の中でも最高の販売記録を樹立した。

また、通信機能の充実も重要な要因だった。複数のプレイヤーが同じゲームを楽しめる環境が整備されたことで、友人同士の遊びが深まり、ゲームの価値が大きく向上した。価格面でも9,800円という手頃な価格設定が、幅広い年代のユーザー層を取り込むことに成功した。

知っておきたい豆知識

ゲームボーイアドバンスは、その後発売されたニンテンドーDSとの互換性も実現した。DS Lite、DSi、DSi LLなどのモデルでもGBAソフトのプレイが可能だった。このため、GBAは携帯型ゲーム機の歴史の中でも特に長く愛用されたハードとなり、2012年に公式修理サポートが終了するまで、10年以上にわたってサポートを受けることができた。

中古市場でも高い人気があり、限定版や特殊カラー(ゴールド、シルバー、クリア版など)は現在でも高値で取引されている。また、多くのゲーム開発者にとって、このハードは重要な学習の場となり、その後のゲーム業界を担う人材の育成に大きく貢献した。本体の堅牢性も評価が高く、20年以上経った現在でも正常に動作する個体が多数存在する。

くわしい仕様

CPU32ビット ARM7TDMI(16.78MHz)と8ビット CPU
画面2.9インチ液晶、240×160ドット、32,768色
RAM32KB + 256KB外部メモリ
発売日日本:2001年3月21日
価格9,800円

出典

  • Wikipedia 日本語版・英語版のゲームボーイアドバンスに関する記事