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DS

ニンテンドーDS

2004年に任天堂が発売した携帯ゲーム機。上下2つの液晶画面を搭載し、下の画面がタッチペンで操作できるのが特徴。ゲームボーイアドバンスを「後継機」ではなく「第3の柱」として開発されたが、大ヒットして実質的な後継機となりました。

メーカー任天堂
発売日2004年12月2日
発売時の価格15,000円
販売台数1億5,400万台
写真: Evan-Amos(Public domain)

RANKING売れたソフト トップ10

数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)

どんな機械?

ニンテンドーDSは、フタを開くと上下2つの液晶画面が現れる折りたたみ式の携帯ゲーム機です。下の画面はタッチペンで直接触って操作できるもので、これまでのゲーム機にはない新しい遊び方を実現しました。ボタン操作とタッチ操作の組み合わせにより、様々なゲームジャンルが生まれました。本体にはマイクも搭載されており、音声コマンドでゲームを操作することも可能でした。

携帯ゲーム機でありながら、3Dグラフィックスをリアルタイムで表示する高い処理能力を備えていました。ゲームボーイアドバンス用のソフトも遊べる互換性も持っていたため、既存ユーザーも乗り換えやすい設計になっていました。発売後は『DS Lite』『DSi』『DSi LL』など複数のモデルバリエーションが登場し、12年間にわたって販売され続けました。

生まれたわけ

2002年、任天堂の社長・山内溥は『2画面にしてほしい』という強い要望を開発チームに出しました。この要望から、ゲームボーイアドバンスとは異なる新しいゲーム機の開発が始まりました。当時のゲーム市場は『3D化の時代』と思われていましたが、任天堂は『画一的で新しい遊びが生まれていない』と考え、タッチスクリーンを活用した全く新しい操作方法を指向しました。

『ゲーム人口の拡大』という目標のもと、開発チームはゲーマーだけでなく、ゲームをしたことがない人にも遊べる機械を目指しました。その結果、タッチペンという誰もが直感的に理解できる入力方法と、2つの画面による新しいゲーム体験が実現され、想像以上のヒット作となりました。

ヒットした理由

タッチスクリーンという新しい操作方法が、従来のゲーマーだけでなく、子どもからシニア層まで幅広い年代を惹きつけました。『脳を鍛える大人のDSトレーニング』『Nintendogs』『Animal Crossing』など、ゲームをしない人にも魅力的なソフトが次々と発売され、『ゲーム機』から『家族全体が楽しむエンターテインメント機器』へとイメージが変わりました。

ニンテンドーWi-Fi接続により、家庭のインターネットを通じて世界中のプレイヤーと遊べるようになったことも大きな要因でした。『マリオカートDS』は初めてのWi-Fi対応レースゲームとなり、新しい遊び方の可能性を示しました。シンプルで親しみやすい設計のソフトが大量に供給されたことで、ゲーム機としての長期的な成功が確定しました。

知っておきたい豆知識

発売から3か月の2005年3月には日本で500万台を突破し、ゲームボーイアドバンスの14か月強よりもはるかに短い期間での達成となりました。世界的には2009年3月に1億台を突破し、家庭用ゲーム機の歴史の中でも最速のペースでした。その後のニンテンドー3DSの発売まで、12年間にわたって売上第一線を保ち続けました。

ジャンル別に見ると、ニンテンドーDSで発売されたゲーム数は日本国内だけで1,800本を超え、携帯ゲーム機として最多タイトル数を記録しました。『ポケットモンスター』シリーズが複数バージョンで販売される習慣も定着し、同一シリーズでの販売本数が個別カウントされる時代が始まりました。

くわしい仕様

CPUメイン67MHz、サブ33MHz(ゲームボーイアドバンス互換用)
発売日2004年12月2日(日本)
発売時の価格15,000円
販売台数1億5,400万台

出典

  • Wikipedia 日本語版・英語版のニンテンドーDSに関する記事