脳を鍛える大人のDSトレーニング脳を鍛える大人のDSトレーニング
Brain Age: Train Your Brain in Minutes a Day!
東北大学の川島隆太教授の研究に基づいた、脳トレーニング専用ソフト。計算問題、漢字の音読、数字探しなど、毎日短時間で実施できるトレーニングが100種類以上収録されました。高齢層を含む新しいユーザー層にニンテンドーDSを広げた重要なソフト。
どんなゲーム?
1日約3分、計算、漢字読み、記号探しなどの簡単なトレーニングを毎日続けることで、脳の機能を活性化させるというコンセプトのソフトです。トレーニングは100種類以上収録されており、プレイヤーの年齢と脳年齢を測定する『脳年齢テスト』という診断機能も備えられていました。
マイクに向かって計算問題の答えを声に出したり、タッチペンで漢字を書き直したり、ニンテンドーDSの各種機能をフル活用したトレーニングが展開されました。日記機能により、毎日の成績を記録していく楽しさも提供されました。
遊び方とおもしろさ
学習という厳密な目的ではなく、『毎日続ける』『少しずつ成長を感じる』という、ゲーム的な達成感が工夫されていました。脳年齢が若くなるという数値化された目標が、高齢層含めて様々なプレイヤーの動機づけになりました。
『記者会見トレーニング』では東北大学教授の川島隆太本人がビデオで出演し、『毎日3分やれば脳がよくなります』というメッセージを伝えました。科学的な根拠に基づいたソフトであることが、ゲームに興味のない大人層にも信頼感を与えました。
売れた理由・豆知識
『脳トレ』という新しいジャンルを開拓し、ゲーム業界に革命をもたらしました。60代、70代の親世代も含めた家族全体がニンテンドーDSに魅了される大きなきっかけとなりました。2005年12月には続編『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』も発売され、シリーズとしての成功が確立されました。
最終的に脳トレシリーズは日本国内だけで500万本以上を売り上げ、ニンテンドーDSが『高齢層向けゲーム機』というイメージを確立するきっかけになりました。その後『Wii Fit』『リングフィット アドベンチャー』など、健康系ゲームの一大ジャンルが形成されるに至りました。
出典
- 売上の一覧(Wikipedia 英語版)
- Brain Age: Train Your Brain in Minutes a Day!(Wikipedia 英語版)
- 脳を鍛える大人のDSトレーニング(Wikipedia 日本語版)
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)