テトリス(NES版)テトリス(NES版)
Tetris (NES video game)
ロシアの数学者アレクセイ・パジトノフが考案した落ち物パズルゲーム『テトリス』の、北米版ファミコン(NES)向けバージョン。日本ではファミコンでは公式に発売されませんでしたが、2024年にNintendo Switch Onlineで日本国内でも初めて配信されました。
どんなゲーム?
画面上から落ちてくるテトロミノ(4つのブロックで構成された図形)を上下左右に移動させながら、積み重ねていくパズルゲームです。画面下までブロックが積み上がってゲームオーバーになるまでに、いくつのラインを完成させるかを競います。1段のラインが完成すると、そのライン全体が消えてスコアが加算されるシステムです。
NES版では複数のゲームモードが用意されており、『A-TYPE』ではテトロミノが積み上がるまで無制限にプレイできるモードと、『B-TYPE』では指定されたライン数(25ライン)をクリアするまでの時間を競うモード、さらに『C-TYPE』ではスコアタイプのモードがあります。
遊び方とおもしろさ
シンプルなルールながら、テトロミノの落下速度が上がるにつれて反射神経と判断力が要求されるようになり、プレイヤーの技術向上による難度調整が自然に実現されています。先を予測しながらブロックを配置する戦略的な思考が必要になり、単調でありながらも奥深いゲーム性があります。
複数のゲームモード、レベル選択による難度調整により、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーが楽しめる工夫がされています。テトロミノの配置パターンが限定的(7種類)であるため、他の落ち物パズルゲームと比較して、目的とするピースが比較的来やすいという特徴があります。
売れた理由・豆知識
北米でNES向けに正式にライセンス発売された初のテトリスバージョンで、多くの西側プレイヤーにテトリスを認知させるきっかけになりました。同年6月にはゲームボーイ版『テトリス』も発売されており、Nintendo製テトリス版の相次ぐ発売により、テトリスの世界的認知が一気に高まった年になりました。
日本ではファミコン本体には発売されなかったため、NES版の存在自体が長らく知られていませんでした。2024年にNintendo Switch Online加入者向けとして、43年後にようやく日本国内で正式配信されることになった、歴史的なゲームです。
出典
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)