テトリステトリス
Tetris (Game Boy video game)
アレクセイ・パジトノフが開発したテトリスをゲームボーイに移植した作品。北米とヨーロッパの初期版では本体に同梱され、ゲームボーイの普及を牽引した『キラーソフト』。
どんなゲーム?
4つの正方形ブロックから成る『テトロミノ』がフィールドの上から落下。プレイヤーは左右の移動と回転を使って、横一列にぴったり揃うように並べていく。横一列が揃うと消えて、上のブロックが落ちてくる。単純だが、奥深いパズル性が特徴。
ゲームが進むにつれてブロックの落下速度が加速。難易度が上がり続けるため、いつかは必ず敗北する。その『アーケードゲーム的な終わり』の構造が、中毒性を生み出していた。
遊び方とおもしろさ
単一プレイモードでもハイスコアを競う面白さがあるが、ゲームボーイ版の真価は通信ケーブルを使った2人対戦。自分がラインを消すと、相手のフィールドに不完全なブロック列が追加される。相手をいかに早く埋めるかという心理戦になる。
レベルは0~9まで選べ、難易度調整が可能。初心者から上級者まで、幅広く遊べるバランスが評価されている。
売れた理由・豆知識
テトリスはゲームボーイの『完璧なキラーソフト』だった。シンプルなゲーム性は、ゲームをやったことがない人にも分かりやすく、携帯機で遊ぶのに最適なゲーム長。ロシアの数学者パジトノフが発明した元祖テトリスは、その後各社がライセンスを取得して移植しまくったが、ゲームボーイ版が『最高傑作』と評価される。
作曲家・田中宏和がゲームボーイの4つのサウンドチャンネルを駆使して作曲。『Type A』はロシア民謡『コロベイニキ』に基づいており、この曲はテトリスの象徴となった。ゲームボーイ版テトリスは、オリジナル作者パジトノフが『自分のお気に入りで、自分のオリジナル設計に最も近い』と繰り返し語るほどの完成度である。
出典
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)