マリオカート7マリオカート7
Mario Kart 7
ニンテンドー3DSの年末タイトルとしてリリースされたレースゲーム。ハンググライダーと水中走行の新要素を加え、32コースを舞台に17キャラで競う。3DSの売上不振を救ったキラータイトルで、最終的に3DS向けソフトの最高売上となった。
どんなゲーム?
マリオシリーズのキャラクターが個性的なカートに乗り、複数のカップ戦を繰り広げるレースゲームです。新しい要素として、コースの上空ではハンググライダーで滑空し、水中ではスクリュープロペラで走行するなど、多彩な走行状況が用意されています。全32コースのうち半数が過去作の懐かしいコース(クラシックコース)で、新旧両方のコース設計が楽しめます。
カートのフレーム、タイヤ、グライダーの3種類を自由に組み合わせるカスタマイズ機能が搭載され、同じキャラでも異なる走行性能のカートを作成できます。最大8人までのオンライン対戦に対応し、友人とのマッチメイキングも可能でした。
遊び方とおもしろさ
ジャイロセンサーを活用した操作では、3DS本体を傾けてハンドル操作する感覚でプレイでき、従来のボタン操作よりも直感的なプレイ体験が得られます。コースの複雑な立体構造を理解し、ショートカットを駆使することで、プレイスキルの成長が顕著に表れます。コイン集めも戦略要素となっており、コインの枚数によって最高速度が変わるため、単なるスピード競争では勝てない仕組みになっています。
アイテムボックスから得られるシェルやキノコなどを活用した駆け引きも重要で、ライバルを妨害しつつ自分の加速を図るタイミング判断が、順位の入れ替わりを生み出します。4人での局所戦でも8人のオンライン戦でも、予測不可能な展開がプレイヤーを魅了し続ける仕組みが特徴です。
売れた理由・豆知識
ニンテンドー3DSの販売低迷期に投入されたこのタイトルは、年末商戦の目玉商品として機能しました。発売直後の4日間で45万本超を売上げ、3DS向けソフトの最初のミリオンセラーとなり、同時発売の『スーパーマリオ 3Dランド』とともに、3DSの売上を急速に伸ばすきっかけになりました。
開発当初は8名の少人数チームでしたが、ゲーム制作の人員不足を補うため、『ドンキーコング カントリー リターンズ』の制作を終えたばかりのレトロスタジオが協力することになりました。このアメリカ企業とのコラボレーションが、新旧コースのバランス実現を助け、最終的には1,899万本の全世界販売数を達成する大成功作となりました。
出典
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)