
セガサターン
1994年11月にセガが発売した32ビット家庭用ゲーム機。デュアルCPUを搭載した高性能機で、特に日本市場では任天堂の同世代機を販売台数で上回りました。強力な2D描画性能が特徴です。
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順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)
どんな機械?
セガサターンは、セガが32ビット時代に投入した次世代ゲーム機です。『土星』という名前は、セガのコンシューマーゲーム機としては6番目の意味を持ちます。2つのSH-2 CPUを搭載した画期的なマルチプロセッサ設計により、複雑な処理を同時実行することが可能でした。
特徴的なのは強力な2D描画性能です。VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)を2つ搭載し、最大5面の独立したBG(バックグラウンド)を合成表示できます。当時のアーケードゲーム移植では、この2D性能がPlayStationを上回ることもありました。一方、3D描画はCPUに大きく依存するため、同時代のPlayStationやNINTENDO 64に比べて限界がありました。
生まれたわけ
セガサターン開発時点では、3Dゲームの時代が来るという予測は20~30%程度だったため、開発はメガドライブより大幅に2D性能を強化する方向で進みました。しかし、PlayStationの高い3D性能が判明し、対抗策として急遽デュアルCPUを搭載する変更が加えられました。この急な仕様変更により、開発期間や技術的な負担が増加しました。
1994年11月22日の発売は、当初の予定より前倒しされたもので、その後の価格競争やPlayStationとの市場争いへとつながりました。初期価格44,800円は競合機のPlayStation(39,800円)より高かったものの、セガは段階的な値下げ戦略により価格差を縮小していきました。
ヒットした理由
セガサターンが日本市場で成功した最大の要因は、強力な2D描画性能とアーケードゲーム移植の充実です。セガは当時多くの3Dアーケードゲーム(MODEL2基板を使った『デイトナUSA』『バーチャコップ』など)を保有していました。これらの移植により、ゲームセンター文化の強い日本でのユーザー獲得に成功しました。
また、日本ビクターの『Vサターン』や日立の『Hiサターン』といった互換機も発売され、家電量販店での流通により市場が拡大しました。結果として、日本市場ではセガサターンが任天堂のスーパーファミコンの後継機を初めて販売台数で上回る快挙を成し遂げました。
知っておきたい豆知識
セガサターンのメモリ構成は、同時代のゲーム機と比べて特に充実していました。メインメモリ2MB、ビデオメモリ1.5MB、サウンドメモリ0.5MB、合計4.5MBという潤沢な構成が、高品質なゲーム制作を可能にしました。
興味深い周辺機器として『パワーメモリー』というフラッシュメモリカードが発売され、ゲームのセーブデータを管理しました。また、拡張RAMカートリッジというオプションにより、メモリを追加することで高品質なアニメーション表現が可能になりました。セガサターンは2000年12月7日発売の『悠久幻想曲』をもって新作タイトルの開発が終了しました。
くわしい仕様
| CPU | SH-2(28.64MHz)×2個 |
|---|---|
| 発売日 | 1994年11月22日 |
| 発売時の価格 | 44,800円 |
| 販売台数 | 約1,000万台(世界) |
出典
- Wikipedia 日本語版・英語版のセガサターンに関する記事

