
メガドライブ
1988年10月にセガが発売した16ビット家庭用ゲーム機。スーパーファミコンより先に発売された日本初の16ビット機で、北米ではGenesis(ジェネシス)と呼ばれました。高速なスピード感が特徴で、特に北米市場で大きな成功を収めました。
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順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)
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メガドライブは、セガがスーパーファミコンやPCエンジンの競合相手として投入した16ビット機です。本体には2つのCPU(メインはモトローラの68000、サブはシャープのZ80)が搭載され、高速処理が可能でした。コードネームはマークV時代から開発が進められ、安価な16ビットCPUの大量調達により、当時としては手頃な価格で市場に出すことができました。
日本国内では任天堂のスーパーファミコンやNECのPCエンジンと競合しましたが、北米市場では異なる展開となりました。任天堂がNES時代の圧倒的な市場独占を保有する中、セガはアメリカンなゲーム制作スタイルやスポーツゲーム、そして『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のようなキラータイトルで北米市場を切り崩し、マーケティング戦略により16ビット機市場の覇権を争いました。
生まれたわけ
1980年代、セガはアーケードゲームの移植に取り組んでいましたが、家庭用ゲーム機市場ではファミコンに水をあけられていました。1986年から『マークV』のコードネームで16ビット機の開発がスタートしました。セガの判断は、当時実績のある16ビットCPU(68000)を採用すること。アーケードゲーム移植に必要なライブラリが既に存在し、さらにシグネティクスとの交渉で市場価格の10分の1の値段で大量調達することが可能でした。
開発初期には、スーパーファミコンの流行やアメリカ市場の強力なニーズに応じるため、CD-ROM対応を視野に入れた設計が行われました。結果として、標準でメガドライブ、北米ではGENESIS、欧州でもメガドライブとしての統一名称で展開され、ローンチタイトル『ソニック』を筆頭に、スポーツゲーム、格闘ゲーム、アーケードの移植作品により市場を獲得していきました。
ヒットした理由
メガドライブが成功した最大の要因は、北米市場での戦略的なマーケティングと、ソニック、スポーツゲーム、格闘ゲームという三本柱の充実でした。特に北米では、スーパーファミコンが『スーパーマリオワールド』同梱で199ドルだったのに対し、ジェネシスは『ソニック』同梱で149ドルという価格優位性を広告で強調しました。1991年のクリスマス商戦では、需要に供給が追いつかず、ニューヨークのJFK空港の貨物はジェネシスとソニックで埋め尽くされたほどでした。
日本国内ではスーパーファミコンに販売台数で劣後したものの、メガドライブは100万台以上を販売し、セガの家庭用ゲーム機として大きな足がかりを築きました。全世界では、スポーツゲームやアーケード移植作品の充実により、多くの層のプレイヤーに支持されました。
知っておきたい豆知識
メガドライブ時代に実施された斬新な試みとして『セガチャネル』があります。これはケーブルテレビ回線を使ってゲームソフトを配信するサービスで、家庭用ゲーム機での通信配信の先駆けとなりました。また、メガCD(北米ではSEGA CD)というCD-ROMドライブを接続する周辺機器も発売され、動画を含むゲーム表現の幅を広げました。
興味深い点として、日本市場ではRPGの不足が販売台数に影響したという調査結果があります。スーパーファミコンが『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』の主流RPGを独占する一方、メガドライブは十分なRPGラインナップを構築できず、その点がハード普及の課題となりました。
くわしい仕様
| CPU | MC68000(7.67MHz)、Z80(3.58MHz) |
|---|---|
| 発売日 | 1988年10月29日 |
| 発売時の価格 | 21,000円 |
| 販売台数 | 約358万台(日本) |
出典
- Wikipedia 日本語版・英語版のメガドライブに関する記事

