ソニック・ザ・ヘッジホッグソニック・ザ・ヘッジホッグ
Sonic the Hedgehog
メガドライブを代表するキャラ『ソニック』の初登場作品。高速で走るハリネズミが、悪の科学者ドクター・エッグマンからサウスアイランドを守る冒険。ジャンプとスピンアタック一つで操作できるシンプルさと爽快感が世界中のプレイヤーを魅了しました。
どんなゲーム?
本作はメガドライブの代表作にして、ゲーム史に刻まれる傑作です。プレイヤーはソニックを操作し、6つのゾーン(ステージ)をクリアしながら、各ボスとしてドクター・エッグマンと対決します。各ゾーンは3つのアクト(面)に分かれており、それぞれ独自のギミックや敵が用意されています。リングという金色のアイテムは体力となり、1個持っていればダメージを受けても即死せず、リングをばら撒いて回収する機会が与えられます。
ステージにはスペシャルステージへ入場できるスペシャルリングも配置されており、そこでカオスエメラルドを集めることで真のエンディングが見られます。グリーンヒルゾーンの360度ループ、ラビリンスゾーンの水中アクション、スクラップブレインゾーンの敵満載の基地など、各ステージの特徴はソニックシリーズの標準となりました。
遊び方とおもしろさ
当時のゲームとしては異例となるほどの高速スクロール。メガドライブの処理能力を引き出すため、エンジニアの中裕司は流体アルゴリズムを開発し、スプライトが曲線に沿って滑らかに移動する技術を実装しました。この速度感は、当時のプラットフォームゲーム『スーパーマリオブラザーズ』よりも高速であり、多くのプレイヤーに新体験をもたらしました。
操作はシンプルで十字キーで移動、ボタン一つでジャンプというのみ。丸まってボール状になることで敵を倒し、ジャンプアクションと相まって爽快感が生まれます。各ステージを何度もプレイしながら隠し部屋や効率的なルートを発見する喜び、スペシャルステージの迷路を回転させながらクリアする難しさなど、様々なレベルのプレイヤーが楽しめる設計になっています。
売れた理由・豆知識
本作がメガドライブ(北米ではジェネシス)の本体同梱ソフトとなったことが、ハードの大ヒットにつながりました。1991年11月、アメリカではジェネシスにソニックを同梱した価格戦略が功を奏し、クリスマスシーズンの売上で任天堂のスーパーファミコンを逆転させました。全世界で1,500万本以上を売上げ、ゲーム史上最高峰のプラットフォームゲームとして評価されています。
BGMは『ドリームス・カム・トゥ・ルー』というJ-POPバンドのメンバー、中村正人による作曲。2016年にはアメリカのストロング国立遊び博物館によるビデオゲーム殿堂に選出されるなど、高い評価が続いています。
出典
- 売上の一覧(Wikipedia 英語版)
- Sonic the Hedgehog (1991 video game)(Wikipedia 英語版)
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ (1991年のゲーム)(Wikipedia 日本語版)
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)