
ニンテンドー ゲームキューブ
2001年9月に任天堂が日本で発売した家庭用ゲーム機。開発コードネーム『Dolphin』。光ディスク媒体を採用し、任天堂初の本格的な3D機能と安定した高性能を実現。北米では11月18日、ヨーロッパでは2002年5月3日発売。
RANKING売れたソフト トップ10
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)
大乱闘スマッシュブラザーズDX
マリオカート ダブルダッシュ!!
スーパーマリオサンシャイン
ゼルダの伝説 風のタクト
ルイージマンション
メトロイドプライム
どうぶつの森+
マリオパーティ4
ポケモンコロシアム
マリオパーティ5どんな機械?
立方体を基調とした独特の筐体設計を持つ据え置き型ゲーム機です。ニンテンドー64の後継機として開発され、ソフト開発のしやすさと実効性能の安定性を重視した設計が特徴。任天堂の家庭用ゲーム機としては初めて光ディスク(直径8センチメートル、容量約1.5GB)を採用し、ROMカセットの容量不足とCD-ROMの読み込み遅延の両方の問題を解消しました。
コントローラは特徴的なデザインで、操作系を左手と右手の2系統に分け、Aボタンをホームポジションとすることで役割を明確にしました。アナログスティック、アナログトリガー、Cスティック、振動機能を搭載。セーブデータはメモリーカード上に保存される仕様となっており、ゲーム映像出力も従来のコンポジット・S端子に加えてコンポーネント・D端子に対応しました。
生まれたわけ
任天堂がニンテンドー64の後継機開発にあたり、ArtXとの技術提携によってグラフィックスプロセッサ『Flipper』の設計が進められました。IBMがPowerPCベースのCPU『Gekko』を開発し、パナソニックが光ディスクドライブの開発を担当。スペック主義から決別し、実際のゲーム開発で使える実効性能を重視する方針で設計されました。
1998年にArtXとの契約締結、1999年に『Dolphin』のコードネームで正式発表、2000年8月に『ゲームキューブ』と商品名が決定。2001年4月には発売延期が発表され、同年9月14日の日本発売、同年11月18日の北米発売となりました。日本発売時は約50万台の初期出荷に対し、ローンチタイトル『スーパーマリオ64』の後継作や『ルイージマンション』などの充実したラインナップが用意されました。
ヒットした理由
ゲームキューブのソフトウェアラインナップは任天堂の一流タイトルで充実し、『スーパーマリオサンシャイン』『ゼルダの伝説 風のタクト』『メトロイドプライム』など高品質な作品が次々とリリースされました。特に『大乱闘スマッシュブラザーズDX』は最大740万本を売上げ、ゲームキューブの牽引役となります。光ディスク採用による大容量化と読み込み速度の両立も、ゲーム品質の向上に貢献しました。
北米市場での受け入れが比較的好調であった一方、日本国内では販売台数が伸び悩みました。これはスペック主義では無くゲーム離れの現象が大きく影響。PlayStation 2やXboxとの競争において、高性能さよりもゲーム体験の質が価値判断の中心となった時代背景がありました。
知っておきたい豆知識
ゲームキューブはディスクケースが地域によって異なる唯一のゲーム機です。日本版は透明で小型、北米・ヨーロッパ版はDVDサイズでした。また、ゲームボーイプレーヤーを接続することでゲームボーイアドバンスのソフトも遊べる拡張性を備えていました。
本体のデザインは2002年に『グッドデザイン賞』を受賞し、高く評価されています。コントローラも任天堂の後続機であるWiiやニンテンドースイッチで互換性が保持され、独特の操作感覚は今日でも愛用されています。2007年12月31日に生産終了となりました。
くわしい仕様
| CPU | IBM PowerPC『Gekko』 485MHz |
|---|---|
| 発売日 | 2001年9月14日(日本) |
| 発売時の価格 | 25,000円 |
| 販売台数 | 2,174万台 |
出典
- Wikipedia 日本語版・英語版のニンテンドー ゲームキューブに関する記事









