ゼルダの伝説 風のタクトゼルダの伝説 風のタクト
The Legend of Zelda: The Wind Waker
ゼルダシリーズ初の本格的な3D海洋冒険ゲーム。セルシェーディングによるアニメ調ビジュアルで独特の世界観を表現。広大な海を自由に航海し、各地のダンジョンを攻略する冒険の楽しさが詰まった傑作。
どんなゲーム?
主人公リンクが広大な海上を航海する冒険ゲーム。かつてのハイラル大陸は大洪水に沈み、現在は多くの島々が海に浮かぶ世界が舞台です。リンクは妹アルテルの救出とゲルドの魔王ガノンドロフの打倒を目指し、海の王『赤獅子の王』が操る船『キングオブレッドライオンズ』に乗って海を冒険します。
本作の特徴は広大な海での航海と、風を操る楽器『風のタクト』によるシステム。風のタクトを使って風向きを操り、船の航行方向を自由に変更できます。各地の島にはダンジョンや謎解きが用意されており、新しい装備やアイテムを手に入れることで新たなエリアへの進出が可能になる冒険の楽しさが詰まっています。
遊び方とおもしろさ
セルシェーディングによるアニメ調のビジュアル表現が創造的で、従来のゼルダシリーズの写実的なグラフィックスとは大きく異なります。3D化により敵との距離感がより実感でき、剣戟や盾での防御のテンポが大幅に向上しています。風のタクトを吹くことで特殊な効果を発動でき、謎解きの幅が大きく広がっています。
各ダンジョン内の謎解きは難度が高く、試行錯誤と発見の連続です。ボス戦では敵の攻撃パターンを学び、隙をついて攻撃するという戦略的なアプローチが必要。広大な海での航海と、島を舞台にした冒険の両方を同時に楽しめるゲーム設計になっており、プレイヤーの冒険心をかき立てます。
売れた理由・豆知識
ゼルダシリーズの高い評価を背景に、ゲームキューブ用の大型タイトルとして期待され、その期待を大きく上回る完成度で迎えられました。セルシェーディングによるユニークなビジュアルは当初批判もありましたが、時間と共に評価が上昇し、現在ではゲーム史上最高傑作の一つとして認識されています。443万本の販売という数字は、当時のアクションアドベンチャーゲームとして最高レベルの実績です。
本作で確立されたキャラクター『トゥーンリンク』はその後も登場する人気キャラとなり、ゼルダシリーズの多くの派生作品に登場するようになりました。2013年にはWii Uで高画質化された『風のタクト HD』が発売され、さらに広いプレイヤー層にこの傑作が届けられました。
出典
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)