ピットフォールピットフォール
Pitfall!
Activisionが開発した本体オリジナルのアクションゲーム。冒険家ハリーが密林の中の様々な危険を乗り越えながら財宝を集める。シンプルな操作性と奥深いゲームメカニクスが特徴。
どんなゲーム?
プレイヤーは探検家ピットフォール・ハリーを操作して、密林の中で20分以内に32個の財宝を集めます。画面左右の移動、ジャンプ、梯子の昇降、つるぶら下がりなどのアクションで、樽、火、サソリ、ワニなど様々な敵やトラップを避けます。金銭袋から指輪まで、様々な価値の財宝が1000ポイントから5000ポイントまで異なる得点を獲得します。
ゲームは255個の異なる画面で構成されており、プレイヤーが画面の端に到達すると新しい画面に切り替わります。複雑な地形設計にもかかわらず、メモリ効率を最大化するため、カウンターの値に基づいて画面を生成する動的生成システムが採用されています。これにより50バイト以下のメモリで255画面を実現しています。
遊び方とおもしろさ
各トラップのパターンを学習しながら、効率的なルート選択が高スコアの鍵となります。限られた時間内での冒険となり、速度と正確さのバランスが重要です。つるぶら下がりの瞬間の操作には高度な技術が要求され、敵の頭を飛び越えるなど予測可能な敵の動きを利用した高度なプレイが可能です。
複数の敵タイプと動的に配置されるトラップにより、毎回異なるチャレンジが生まれます。シンプルな操作性により初心者も参入でき、同時に深いゲーム性により長期間のプレイを支えられる構造になっています。
売れた理由・豆知識
プログラマーのデヴィッド・クレーン自身が、元のアーケード的な短いゲーム体験ではなく、自宅で長時間楽しめるゲームとしてPitfall!を設計しました。1982年から1983年の第1四半期まで最高売上ゲームとなり、1982年だけで100万本を販売しました。1983年までに64週連続でビルボード第1位を獲得し、1984年までに350万本を超える販売を記録しました。
本体オリジナルとして初のキャラクター化されたゲームとなり、ピットフォール・ハリーはライセンス商品やテレビアニメ化されるなどました。アーケード生まれのPac-Manやマリオと異なり、家庭用ゲーム機から生まれた最初の人気キャラクターです。
出典
順位の数え方: 世界での販売本数(Wikipedia 英語版の一覧より)